お届け日などがサイトに表示されることなどがサービスの特徴

ヨドバシカメラは、東京の秋葉原や大阪の梅田などといった都市部の駅前に店舗があり、全国に23店舗展開しています。
1997年からネット通販にも注力をしてきて、売上高はどんどんと伸びヨドバシカメラ最大の旗艦店である梅田店以上となっています。
家電だけでなく食品や飲料、日用品、そして化粧品や文房具など豊富な品揃えとなっていて、商品の点数は450万点以上です。

その中でもエクストリーム便で注文が可能なのは、10%ほどになる43万点になりますので、プライムナウの6万5000点を大幅に超えています。
エクストリーム便というのは、2016年にヨドバシカメラのネット通販サイトで開始となりました。
対象は主として東京の23区内であり、前もって住所の登録をしておけばお届け日時がサイト上に表示されるというシステムです。

エクストリーム便の売上高構成比は、単価が高いということもあり、その割合の多くを家電が占めるのですが、商品のラインナップも多いので女性の利用者も多くなっています。

便利な点はエクストリーム便で迅速に配達をしてもらえるところ!

ヨドバシカメラ自体の売りが『最短2時間30分以内』という点です。
注文をした後の商品の状況についても、クレジットカード決済が終わったということや商品を出荷したという点などを、その都度メールを使ってお知らせしてくれます。
商品次第によっても少し違ってくるのですが、エクストリーム便でないとしても離島などを除いた日本全国のほとんどの地域で翌日に発送してくれる体制が整えられています。

エクストリーム便というのは、2015年からサービスが試験的に行われていた『ヨドバシエクスプレスメール便』を、対象となる地域やサービス内容を広げて始まったものです。
エクスプレスメール便の場合は即日配達を標榜していましたが、エクストリーム便になってからは表現を『最短2時間30分以内』に改めました。

スピードを重視しているようにも思えますが、そういうわけでもありません。
重きが置かれているのは、利用者の方が届けて欲しいタイミングで届けるという点です。
店舗で商品を購入する際と同様に、ネット通販で購入した場合でも商品を受け取り心躍らせるように、したい、というのがヨドバシ側の考えとなっています。

よりスピーディーになったのは、その対応について進行させていく中で生まれた嬉しい効果なのです。
それに、配達を速くできれば利用者の要望により幅広く応えられるようになりますし、ゆっくり届けるのでは迅速に届けるよりも在庫管理などの面で余計にコストがかかるという考え方もあります。
(2018年現在)