東京都内で生協の食材宅配をするサービス

「生活クラブ東京」は、全国にある生協の東京でのサービスとなっています。

生協といえば全国の家庭や学校施設において役立つ製品をリーズナブルに提供してくれるサービスということで知られていますが、それをより手広い形で行おう、というのが「生活クラブ」という組織になります。

生活クラブ生協というのは全国にそれぞれ独立した組織として存在しており、活動内容も地域によって異なります。

組織は全国にありますが、北は北海道から、関西地域くらいまでそれぞれエリア別にまとめられています。

関東エリアでは「生活クラブ東京」の他に「生活クラブ神奈川」や「生活クラブ埼玉」といった6県1都に一つずつ設置されているのに加えて「生活クラブ共済連」というものもあります。

そこで生活クラブ東京ですが、正式名称を「生活クラブ生活協同組合・東京」といい、1968年から運営が開始されています。

東京都内にはさらにブロック単位の5つの生活クラブがあるので、地域ごとに必要となるサービスを提供する体制がとられています。

その活動内容となっているのが配送サービスで、生活クラブで取り扱っている消費材を配送してもらえます。

忙しくて自分で買い物に行くことができない人や、妊娠中などで思うように外出ができない人、重い荷物を運ぶのが困難な人に対して、決まった日にちや時間に届けてくれる体制が整えられています。

東京都内にある生活クラブがブロックごとになっているのは、その地域ごとに買い物をすることで配送がしやすくなるということがあります。

配送方法はそれぞれの世帯に直接届ける個別配送の他に、近所の人にまとめて届ける班配送がありますのでより使いやすいものから選べます。

注文をする方法は、生活クラブ東京の会員になることでカタログから注文をすることができるようになるので、その内容をもとに配達担当者が訪れます。

インターネットでは「eくらぶ」という公式サイトがあるので、そちらからカタログの内容と同じものを選んで注文していくようにします。

営利を目的としないことで選ばれる食材

生活クラブ東京および生協では、運営目的が営利ではないことから取り扱っている製品のことを「商品」とは言わずに「消費財」と言います。

この消費財の中でも米・牛乳・鶏肉・畜肉・青果物のことを「ビジョンフード」と言います。

このビジョンフードというのはより多くの人が食べることにより国産の自給率を高めることにつながるもののことで、生協においては積極的に消費を促すためにそちらを中心的に扱っています。

毎日の生活に必要な食品のほとんどを取扱してくれていますので、生活クラブ東京を通すことにより国としての食品生産を助けることになります。