ロビンソン漂流記

「ロビンソン・クルーソー」という漂流者を知っていますか?
船の難破によって無人島にたった1人で辿り着いたロビンソンのサバイバル生活と、脱出までの過程を描いたイギリスの小説です。
そしてこの「ロビンソン漂流記」というボドゲは、その小説をテーマに島に辿り着いたロビンソンとして脱出を目指す…のではなく、「突然島にやってきたよそものを鍛えて早く帰らせたい、その島の住民」となってロビンソンに協力するゲームです。

このゲームは脱出までに起こる「試練カード」を引いて選び、次に「ロビンソンカード」を引いてその試練を解決します。
試練の解決には戦闘力が必要で、引いたロビンソンカードが「弱気(=戦闘力0)」であれば、体力チップを消費して更にロビンソンカードを引くか試練を諦めるかを選びます。
試練を解決するとそのカードを手札に加えられます。

体力チップを使い切らないように試練の山札を終え、ラスボス戦である海賊船との戦いを終えると、無事にロビンソンを島から追い出せます。
最初は弱々しいロビンソンをいかに海賊とやりあえるほどの猛者に育て上げるか、ギャンブル性や判断力が問われるゲームです。

エルドリッチホラー

「エルドリッチホラー」は外宇宙からの侵略者・邪神と呼ばれる存在による『冒涜的な恐怖』『名状しがたい嫌悪感と狂気』をテーマとしたコズミックホラー、クトゥルフ神話をモチーフとしたボードゲームです。
一般的なクトゥルフモチーフの物語と同様に、プレイヤーは「エルドリッチ/eldritch・この世ならざるもの」の存在を知ってしまった非力な一般人として、邪神による世界の滅亡に対処しなければなりません。

カードをめくる→指示に従うが基本的な流れのボードゲームです。
すごろく状のボード上を進んでいく「アクションフェイズ」と、ポイントに対応した山札を引いて起こる事態を解決する「遭遇フェイズ」、そして邪神のターンである「神話フェイズ」を繰り返していきます。
体力と正気度を気にかけながらのプレイはクリア難度が高ければプレイ時間も長く、クトゥルフ神話の世界観に没頭して遊べます。

アークライト アンドールの伝説

「アークライト アンドールの伝説」は、全3部作のボードゲームです。
時系列順に遊ぶならば「基本セット→北方への旅立ち→最後の希望」となり、遊び始めるならば「基本セット」からがおすすめです。
ファンタジーな世界観で『伝説』に基づいて冒険するボードゲームです。

プレイヤーは戦士、射手、ドワーフ、魔術師の4職のいずれかを選びます。
そしてゲーム内時間で「12日間」の間に行動し、時にモンスターを倒し、時にはモンスターに襲われる人々を見捨ててでも、12日間の間に進行してくるモンスターから城を守ります。
1プレイは2時間程度で、初心者でもがっつり遊びやすい重厚さがあります。