
オンライン診療の特徴とは?
スマートフォンやパソコンなどの情報通信機器を利用して、医師の診察や服薬指導を自宅や職場などから受けられる医療サービスです。
医療機関への移動時間や待ち時間なしに、診察から薬の受け取りまでを完結できる点が、従来の対面診療と大きく異なります。
このサービスの最大の特徴は、薬の配送までを一貫して行う仕組みにあることです。
診察後、処方箋の情報は患者が指定した薬局へ連携され、薬剤師によるオンライン服薬指導を経て、薬は郵送や宅配便で自宅まで届けられます。
オンライン診療を利用するメリット
オンライン診療が多忙な現代人に支持される理由は、その高い利便性にあります。
時間と場所の制約からの解放
最大のメリットは、移動時間や待ち時間が一切かからないことです。
仕事の合間や子育て中など、時間の都合をつけにくい方でも、自宅やオフィスから手軽に受診できます。
二次感染のリスク回避
病院やクリニック内で他の患者と接触することなく診察を受けられるため、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症に二次感染するリスクを大幅に下げられます。
特に免疫力が低下している方や、小さな子どもがいる家庭にとって重要な利点です。
薬の受け取りがスムーズ
薬は薬剤師によるオンラインでの服薬指導を受けた後、自宅に配送されるため、薬局で待つ必要もありません。
薬を受け取るために、改めて外出する必要がないのは大きなメリットです。
オンライン診療のデメリット
利便性が高い一方で、オンライン診療にはいくつかの制限やデメリットが存在します。
診察・検査の限界
オンライン診療では、医師が触診や聴診、体温測定などの身体所見を直接取得できません。
正確な診断を下すために情報が不足すると医師が判断した場合、対面での精密検査や診察に切り替えとなる可能性があります。初めての受診や急性の重い症状には不向きなケースがあります。
通信環境の依存と機器の準備
スムーズな診療には、安定したインターネット接続と、ビデオ通話ができるスマートフォンやパソコンが必要です。
通信状況が悪いと、音声が途切れて診察内容が正確に伝わらなかったり、途中で接続が切れたりするリスクがあります。
費用面での上乗せ
オンライン診療は健康保険が適用されますが、医療費の自己負担分以外に、システム利用料や予約料が別途発生する場合があります。
薬を配送してもらう際の配送料も自己負担となるケースが多いため、対面診療よりも総額が高くなる可能性がある点に注意が必要です。
オンライン診療を利用する際の注意点
安心してオンライン診療を利用するために、以下の点を確認しましょう。
保険適用範囲の確認
オンライン診療も保険が適用されますが、美容目的の診療(AGA、EDなど)は自由診療となり全額自己負担です。
診療内容によっては保険適用外となる場合があるため、事前に確認してください。
事前にアプリやアカウントを準備
診療開始時刻に遅れないよう、予約前に利用するサービスのアプリをインストールし、保険証や本人確認書類の登録、クレジットカード情報の入力を済ませておくことが大切です。
自宅への配送に関する確認
薬の配送には日数がかかるため、急を要する薬の場合は対面診療の方が早い可能性があります。
受け取りの際、自宅にいる必要があるかなど、薬の配送業者や薬局のルールも事前に確認しておきましょう。
