スマートスピーカーとは

ここのところかなり広くCMされているのを見かけるスマートスピーカーですが、いよいよ購入をしてみることにしました。

その前にまずスマートスピーカーとはなにかということから簡単に説明していくと、別名「AIスピーカー」とも言われている本体に音声認識機能や他の機器と接続をすることができる機能が備わっているものです。

CMなどでは「OK,Google」という言葉を合図に多くの家電製品などを使うことができるものが紹介されていますが、あれは「GoogleHome」という製品に備わっている「Google アシスタント」です。

「GoogleHome」の最大の強みはインターネットサービスの世界最大手であるGoogleが積み上げてきた検索データベースや音声解析技術です。

世界中から集められた検索結果から導き出されるユーザーの趣向解析などから、命令に対してどういったサービスを起動させるかということがピンポイントで提供されます。

GoogleHomeはインターネットでのGoogleサービスやAndroidOSといったものと一体的なWebサービスを使うことができるようになっているので、インターネットで普段使っているサービスをそのまま使用することができるというところが便利です。

Googleに次いで有名なのが「Amazon Echo」というスマートスピーカーのさきがけです。

もともとスマートスピーカーという製品を世に送り出したのはAmazon Echoが先で、欧米ではGoogleHomeよりもむしろこちらの方が普及しているということです。

Amazon Echoの最大の強みは高品質の音声認識とレスポンスの速さで、独自のAIシステム「Alexa(アレクサ)」による反応はGoogleと比較しても全く遜色ありません。

その他にも徐々にシェアを伸ばしてきているジャンルとして「LINEClova(ラインクローバ)」という日本でもおなじみのアプリ「LINE」と一体になったスマートスピーカーがあります。

こちらは日本でユーザーが多いということを強みに、日本語での認識をより正確にしていたり日本国内でのインフラサービスとの連携を強めるというところが特徴になっています。

主にアジア地域のサービス強化をしているということなので、ここ数年でGoogleやAmazonにせまるほどのシェアを獲得するかもしれません。

スマートスピーカーでできること

スマートスピーカーでできることとしてはまず「音楽を鳴らす」「テレビをつける」「動画を流す」「本を読み上げる」といったことがあります。

CMでもそうしたことをする様子が取り上げられていますが、音楽や本などのジャンル検索においてよりユーザーの希望に近いものを提示できるかというあたりがそれぞれのスピーカーの機能の差ということになります。

他にもスケジュール管理や家電の操作、電話での通話やメッセージの送信といったこともできるようになっています。